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世界と本

世界と本「週末アジアでちょっと幸せ」 下川裕治の心の再生旅マニュアル 

筆者下川裕治は、日本にいると、他人から後ろ指を差されないように知らない内に身体に力を入れていると感じる。日本を離れ飛行機が北回帰線を越えるとその自縛から開放される。ゆっくりと流れるアジアの時間のなかで心が再生される。その旅は意外と簡単なのである。
台湾

台湾 台南 八田技師の偉業、烏山頭ダムを訪ねる

「いらっしゃいませ」日本語である。年は30歳を過ぎているようだが綺麗な女性だった。「リーファです」「僕はかもちゃん」「かもちゃん」とくすっと笑う。笑顔が可愛い。「日本語を喋れるの」「少しだけ、旅行で来てるの」ちょっと違和感を感じる、アクセン...
フィリピン

フィリピン  セブ島  夜の探検に行く ナイトマーケットとストリートチルドレン

会話が聞こえたのかドアが開きおっちゃんが飛び出してきた。「いらっしゃい」日本語である。「一杯だけ飲んでけ」とママ「持ち帰りもOK」とおっちゃん。そのうちに女の子も出てきて腕を掴まれるやら胸を押し付けられるやらで入ってしまった。これはボラれるかも
世界と本

世界と本 「スワンソング」スワンソングがドラマ化されるらしい

「スワンソング」は1994年に出版されたロバート・マキャモンの核戦争後の世界を描いたモダンホラーである。この小説がワーキングデッドシリーズの監督グレッグ・ニコテロによってドラマ化されるらしい。2024年に制作中と発表された。事実ならたいへん...
日本

日本 五反田 男がデリヘルに求める夢は切ない

「かもちゃんは失礼だよ、彼女にフラれそうになったときばかりやって来て。そんな女の気持ちなんてわからないわよ。たまには普通にきてよね、そうでないとさせてあげないよ」五反田のホテルの一室、彼女はおかんむりである。全く彼女のいう通りであるが・・・
タイ

タイ プーケット 彼女は私の手の上にそっと手を重ねた

「I can go with you」の言葉はほんとうだった。ショートのペイバーを払ってホテルに゙帰りプロイちゃんの甘い匂いを楽しんでいる。彼女は身体だけでなく鼻や口からも良い香りがする。ミントの香りが漂う唇は直ぐ傍にある。この香りは・・・
タイ

タイ プーケット  彼女の唇は良い匂いがした。

「ここでは相手を選べるから楽、日本人は金払いがいいし優しいから好き」「それに日本人のは小さいから良いの」彼女の手が私のものにそっと触れる。「あまり大きいのは気持ち良くない」こんな微妙な殺し文句は初めてだが嬉しいのである。
世界と本

世界と本「DIE WITH ZERO」人生はそのときしか、できない事がある

お金か思い出か、死を迎えたときどちらが有れば嬉しいだろうか。その時が来たらどちらでも同じだがそれまでの人生の楽しさは随分異なりそうだ。著者ビル・パーキンスは人にはその時にしかできない事があり、お金を貯めるだけで経験をしないのはもったいないという。
フィリピン

フィリピン セブ島 リゾートの夜の探検に行く 離陸編

セブ島は小さいイメージがあったが全長225kmの大きな島だった。リゾートや国際空港はセブ島と橋で結ばれたマクタン島にある。隣はレイテ島でレイテ湾は太平洋戦争で日本と米国の最大の海戦が行われた。そこへ夜遊びに行くのは一抹の罪悪感と平和の喜びを感じる
世界と本

世界と本「眠れない一族 食人の痕跡 と 殺人タンパクの謎」 ベネチアとニューギニアを繋ぐ恐怖のプリオン

ベネチアの高貴な血筋である「眠れない一族」の半数の人は中年期を迎えると眠れなくなり、異常な発汗と頭部硬直、瞳孔収縮が始まり死を迎える。その確率は50%、一族に生まれた瞬間この確率で死を待つ身になる。死に怯えながら30歳頃まで生きねばならないのだ
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