日本 十三 SMデリヘルは難易度が高かった

日本

六本木は日本有数の繁華街である。「若い頃、アマンドの前で箱乗りをした」という男を知っている。六本木は暴走族にとって特別の街だったようだ。そこは暴走族だけでなく変わった趣味の人たちにとっても特別な場所である。グッズの販売と会員の交流サイトを運営しているSM専門店「セビアン」があるからだ。

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六本木にあるSM専門店

この店、以前は数人の女王様がいてSMプレイをやっていた。舞女王様とかエマ女王様と名乗る女王様がMのお客をピンヒールで踏んずけたりお尻で窒息させたりしていた。「舞女王お願いします」ある日、立派なスーツの男性が申し込みをしているのに出会った。生のM男性を見たのは初めてだった。

Mつまりマゾヒズムは痛みや屈辱から快感を得る性癖である。普通人は痛いのはごめんだが、マゾヒストは被虐的な行為をすると脳が活性化する。ホルモンの分泌が変化して痛みの感受性が低下し痛いのが快感になる。Mの人は社会的な地位が高いといわれる。日頃偉そうにしている反動で虐められたくなる。クラブやスナック、寿司屋でもママや大将にきつく言われて喜ぶ客がいるがそれも同じ心理だろう。人の心には強弱はあるがサディズムやマゾヒズムが潜んでいる。

生のM男に刺激されてセビアンで行われたSMプレイのダイジェストビデオを買ってしまった。上下2巻の大作である。プレイの様子とおまけに聖水八景がついている。プレイはボンデージ姿の女王様が色んな技で男をいたぶる。女王様は、網タイツ、ピンヒールやブーツ姿で妖しい色気を放ちながら男たちを奴隷する。

女王様は奴隷の白いブリーフのあそこを容赦なく踏みつける。奴隷のあそこが盛り上がる。すると「何故、勝手にこんなにしているの」と女王様はお怒りなりムチを与えるのである。「ああっ」ボールが唸ると胸が弾むわ、レシーブ、トス、スパイク、ムチが唸るとあそこが膨らむ、ピンヒール、ムチ、お尻攻め、である。

SM画家、春川ナミオのエロス

いたぶりは、ローソク攻めや針攻め、お尻の穴に手をいれるフィストファックまである。男がいきたいと訴えても女王様は非情な目で却下する。これは異世界だ。踏みつけや言葉いじりは良かったが、乳首に針を刺して血を流したり聖水を頂く段になるともういけません。

だが女王様の豊満な肢体と見下す視線は魅力がある。虐められたくなる。子供の頃本屋でたち読みをしたSMスナイパーや奇譚クラブを思い出す。そのなかに大きなお尻で男の顔に座る女王様の漫画があった。後に知った人が画家は春川ミナオというSM専門の絵師だった。大きくデフォルメされたお尻と澄ました顔が興奮をさそった。

あの大きなお尻に顔を埋めたい。少しだけ思ってしまうが痛いやら苦しいのはやはり嫌である。私の脳に恥辱や痛みを快感に変換する能力はなかった。SMは無理だ。できそうにないと深入りせずに終わった。春川ナミオ風の女性には今でも刺激を受けるけれど。

十三と書いて「じゅうそう」と読む若者の街

大都会的で華やかな六本木と対照的な街が大阪にある。大阪の中心から淀川を越えたところにある十三である。十三と書いてじゅうそうと読む。十三駅は阪急電車の駅である。大阪梅田駅から2駅、京都線も宝塚線も神戸線も全ての電車が停車する。そんな人の集まる場所だから飲み屋が増える。昭和の時代はオヤジの天国でありキャバレーとピンサロのメッカだった。

平成になるとさすがにキャバレーは減ったがしぶとく生き残っている店もある、ホステスさんもしぶとい、最年少でも60歳の店で頑張る人もいる。キャバレーやオヤジが減った代わりに若者が増えた。おじさんの溜まり場だったションベン横丁も若者向けの立ち飲み屋に変わっている。

酔っぱらったオヤジたちが千鳥足で歩いていた通りに若い男とお嬢さんの歓声が響いている。女の子が片方の靴を脱いで素足を出したりカウンターに肘をついてお尻を突き出したりしている光景はなかなか良い。女の子も安い立ち呑み屋で満足しているようだ。だが昭和の若い男は彼女を高いレストランにつれて行こうと頑張った。今の女の子はそれで良いのか、昭和のオヤジは微妙な気持ちになる光景である。

SM専門デリヘルに挑戦してみた

メインストリーである栄町商店街のピンサロは微妙にエロいキャバクラに変わっている。風俗で増えたのがデリヘルである。高級店は少なく中級から下級の安い店が殆で熟女やあまり可愛くない娘たちが働いているのが十三らしい。通りでは彼女たちが一戦を終え客と衣々の別れをする姿がよく見られる。

彼女たちの仕事場のホテル街は駅の西と東の両方にある。西側は新しく大きなホテルがあり、東側は朽ち果てる寸前のホテルがある。まさに昭和の残骸だ。廃業してゴミ捨て場になっているホテルもある。伸び放題の植木、捨てられた冷蔵庫やソファーが物悲しい。「でっかい借金それだけ残してどこへ消えた。この街はまるでサンタフェ辺りのゴーストタウン」のようである。

他のホテルも似たようなものだ。廃業しているかと思えばが時々カップルがでてくる。出てくる女性もホテルと同じくらい年季が入っているがときどき驚くような色っぽい女性がいる。その日も大柄で巨乳の女性が歩いていた。春川ナミオの絵のようだ。あまりに色っぽいの思わずついて行くととあるマンションに入った。

こうなるともうストーカーである。中に入ると付いていくと今しもドアが閉まろうとしている部屋があった。ここに違いない。ドアに奥様クラブ高級SM店と小さく書かれている。SMか、どうしよう。Sは無理だが優しいMならできるかもしれない。相手だって客商売、希望しなければお尻の穴に手を入れられることもないだろう。

マゾヒストの脳は痛みを快感に変換できる

相手はストーカーまがいをしたた女性と違ったけれど、かなり豊満な体にきりっとしたお顔の女性だった。お代はMは85分20000円 Sは50分20000円、当然かもしれないがSが高額だった。Mコースをお願いする。

支払いを済まし彼女に案内されて古びたホテルまで歩いていく。お日様が眩しい。彼女はキャリーケースを引いている。SMは道具が豊富ならしい。色んな責め具が入っているに違いない。そんなの使わなくても良いのだけど。彼女に興味のあるプレイを問われ、SM性癖はないが女性に惹かれたこと、言葉攻めなどは試してみたいと正直に答えた。

「まぁ、そうなの。そういうお客さんて珍しい。素質があるかもしれないから試してみましょう」笑顔である。これはAVの隠語責めが期待できるかもと喜んだがシャワーを浴びるうちに雰囲気が変わってきた。笑顔が減って口調が厳しくなる。一二の三四郎の西上馬之助が控室でブツブツ言いながら悪役レスラーに変身するあれが起ったのだ。

お客だから優しくしてくれる筈という考えは甘かった。「何を言ってるの、あんたは奴隷だよ」女王様はM男が乞う憐みなど気にしない。私は奴隷の身分に落ちたのだ。女王様は奇譚クラブのようにお尻を顔に載せてたり足でアソコを踏んずけたり(素人向けに加減はしてくれたが)してくれる。柔らかいお尻は気持ち良いがやっぱり苦しい。

女王様は私を責めながら滝のように汗を流される。大量の汗が顔に容赦なく降ってくる。これはご聖水の一種なのか。女王様は本気だ。商売でなく本物の女王様だった。この世界ノーマルな人間が生半可に踏み込めるものではなかった。

世の中は変態でいっぱい

最後はチングリカエシの前立腺検査だった。女王様も私も汗だくである。最後は手でいかされた。基盤などとても言い出せるものではなかった。女王様の手は柔らかい、暴発、沈黙が訪れ二人の息遣いだけが聞こえる。

「どうだった、よかった」女王様は静かにお聞きになる。「やっぱり普通の方がいいかな」「そう、あなたけっこう素質がありそうだけど」「そうかな」「そうお尻の穴でわかるのよ」「そんなもんかな」「後、何回か来てくれたら仕込んであげる」女王様の目になる。

「あなた絶対素質があるわ」オカマのお姉さんにも何度か言われたことがある。お風呂に浸かってお尻の穴に指を入れてみると素質がわかるそうだ。指が柔らかく入れば素質ありだ。お尻の穴は色んな可能性を秘めている。ただポテンシャルがあっても現実は違う。私の脳は痛みを快感に変換するのはまだ無理らしい。

人の性癖は酷く多様である。ざっと書き出してみても、フェチズム、スコプトフェリア(覗見症)、エキジビショニズム(露出症)、サディズム(加虐性欲)、マゾヒズム(被虐性欲)、ゾーエラスティア(獣姦)、ホモセクシャル(同性愛者)、ネクロフィリア(死体愛好)、オナニズム、トランスヴェスティズム(衣装交換)、

ペドフェリア(少年愛)、ジェロントフェリア(老人愛)、ピグマリオニズム(偶像愛)、ウロラグニア(放尿と結びついた性的満足)、コプトラグニア(排泄と結びついた性的満足)、クレプトラグニア(窃盗と結びついた性的満足)、オスフレジオラグニア(体臭愛好)、ピロラグニア(放火によって得る性的満足)、クンニリングス(口と女性器の接触)、フェラチオ(口と男性器の接触)書くのに疲れる。

どうしても理解できない性癖もあるが、それを持つ本人は制御できないのだろう。得られる快感も普通の行為より何倍も大きいはずだ。シャワーで汗を流してくれる女王様を見ていると、自分がMで彼女と一緒に楽しめたら、どんな快感があったのだろうかと思ってしまう。

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