「日本人好きだよ」シリちゃんが起き上がりながらつぶやく「どうして」「日本人優しい、お金をちゃんと払ってくれる」「中国や韓国の男はどう」「中国人はお金持ちが多い、でも中国人も韓国人も強い、いや、きつい人が多い」
「お金をいっぱい出してくれる人が好き」シリちゃんのシリはタイでは光を意味するそうだ。その名の通りの輝くような笑顔になる。彼女はパッポンのゴーゴーバーにいる。そうか日本人はやっぱりモテるんだ、と思いながら彼女のお尻を撫でる。シリちゃんのお尻はよいなぁとくだらないダジャレに悦にいる。
ゴルフ場で分かるお国柄
欧米、日本、中国、韓国、タイは世界中の観光客がやってくる。ゴルフを楽しむ人も多い。「前の組が異常に遅かったら韓国人」「前の組の人数が妙に多かったら中国人」「時間通りに回っていたら日本人」は良く知られている
韓国人は後ろの組やハーフ２時間１５分のマナーを気にしない。この後の組になると運が悪いと諦めるしかない。キャディさんは基本的に一人に一名だが、中国人は傘をさす人や椅子を持つ人を従えるので人数が多くなる。日本人はどこでも几帳面にマナーを守って回る。ゴルフにお国柄がでる。
こんな風俗のジョークもある。「要求は厳しくて金払いが良かったら中国人」「要求が厳しくて金払いが悪かったら韓国人」「すぐ終わって金払いが良かったら日本人」全ての中国人が金払いが良いわけではなく、日本人がつねに優しいわけでもないが大まかに当たっている。
シリちゃんは「できるだけ長く持たそうとするのが中国人」「何回もしようとするのが韓国人」「すぐにいって終わるのが日本人」である。日本人は楽だそうだ。
モテたいと思うのは日本人だけ
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ではこの三つの国、日本、中国、韓国で一番モテるのはどこだろう。サッカーや卓球と同じように順位が気になる。夜の女性たちの評価は、日本＞中国＞韓国、または中国＞日本＞韓国である。中国が日本に勝つのは金のパワーが凄いからだ。使い方が半端ではない。中国人向けのKTVでは夜な夜な酒池肉林が繰り返されていた。彼らに勝てるのはアラブの王族くらいだろう。
中国は、アフリカやアジア、南米に金を貸して返せなければ港や施設をきっちりと巻き上げる。そんなあこぎな事をずっとやっている。だから中国人は金持ちが多い。日出る国はその強烈なやり方にとうてい勝てない。生計のため働く女性が風俗には未だたくさんいる。そんな女性とって儲けは精神的な負担を凌駕するのだ。
経営の３要素を「人・物・金」とすると風俗のモテる３要素は「金・人、行為」だろうか。風俗でのモテ度は行為の後で分かる。女性は仕事が終わればさっさと帰るのが、モテたときは暫く付き合ってくれる。あまり長く居られるのも辛いが、胸や太ももを触りながら色んなことを話すのは楽しい。
旅の教訓 日本人の自然な優しさは強みである
日本人は風俗の女性にモテたいと思う、世界でも稀な存在だろう。映画やドラマを見ていると、中国人や韓国人はそんな事は考えない。あくまでもビジネスであり、自分は客で女性は金を出して買った商品である。その時間内は好きなようにして良い、なぜ女性の気持ちに関心を持つ必要があるのか。
中国人や韓国人にとって風俗の女性はラブドールに近いかもしれない。そういえば中国でラブドールの風俗店摘発のニュースがあった。ラブドールは女性と同等なのである。日本人はそのようにビジネスと割り切れない。日本人が優しいと言われる理由である。女性が優しさに接し心を開いたとき、より強い快感が伴う。女をいかせるのは男の本懐である。
そうはいっても金の力は大きい。和歌山のドンファンはおむつをしてもAV嬢を彼女にできた。女性にとって、お手当やプレゼント、豪華な食事は魅力であり、醜男でも背が低くてもそれができる間はモテる。お金の前に優しさは無力だが、勝てるのもそれしかないのだ。日本人は女性に無理なく優しくできる、それは日本人の大きな強みである。金が無くても希望はある。
性と欲望の中国 文芸春秋
モテる原則は、金と優しさと無理のない行為
日本の風俗客の感情は複雑である。ネットの掲示板に書き込まれる気持ちは切ない。女性の気持ちを求めてしまう。お気に入りの嬢（オキニ）に気に入られたい、他の客と接して欲しくないという思いが溢れている。女性にしてみたら、何を考えているんだかそんなに推されても困るんだけど、だろう。
栄一さんの数によってサービスや我慢できる行為が変わるのは経済原則である。お金と受けるサービスはバランスがとれないといけない。少ない栄一さんで乱暴なガシガシをすると嫌われる。お金と受けるサービスはバランスがとれないといけない。それが理解できないと、金の切れ目の前に捨てられるパパになる。
モテたいならケチらない、無理な行為をしない、女性を優しく扱う。意欲望が溜まるとそれらを忘れがちになるので気をつけないといけない。日本では更に清潔なことが必要になる。時間の節約だと嬢が来る前にシャワーを浴びて、裸で待つなどはダメなのだ。嬢はシャワーをしながら男の身体を確認するからだ。
などと考えていたら「もう帰るねー」シリちゃんが起き上がり服を身に着けだした。せっかくの裸が隠れて行くのは悲しい。「明日も来てね」と頬を寄せてくる。何回も行く、これもモテる秘訣である。
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