カモさん

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台湾

台湾 台北 故宮と復活した林森北路の旅

横に座った林さん(仮名)は私の右手を優しく握りながら笑っている。頭の中に甜蜜蜜が流れてくる。ティアンミーミー、二ィシャオディンティアンミィミィ、ハオシャンフゥアエァカイザイチョンフォンリー・・・とっても甘い、あなたの笑顔は甘すぎるわ、まるで...
フィリピン

フィリピン セブ島 サント・ニーニョに会いに行く

人は、赤道に近づくほど陽気になるような気がする。アジアの赤道はインドネシアを通る。その近く国であるフィリピンやタイなどの人は屈託がない。特におばちゃんたちはどこの国でも賑やかである。逆に赤道から遠ざかり北へいくほど不機嫌な社会になるようだ。...
タイ

タイ バンコク パッポン通りは少し寂しくなった

「かもちゃん、明日はどうするの」「明日は昼はどこか観光して、その後パタヤの友人のところ行こうかと思っている」「そう丁度いいね。私も明日はお仕事しないから」少し前から馴染になったファーちゃんである。彼女は、私が彼女の出勤日には必ず来るものと決...
日本

日本 京都 千本日活にいた痴女

女は席を探してしばらく歩くと若い学生風の男の隣に座った。スクリーンはおりしも濡場で女優が身体を晒している。彼女はそれを見ると身体をよじりながら「なんでこんな女が、こんな事をしてもらえるんや」と切なげに、そして怒りの混じった声で呟いた。これは・・・
フィリピン

フィリピン セブ島 マゼランの足跡を残す街を訪ねる

せっかくセブ島に来たのだからマゼラン・クロスとサントニーニョ教会は見ておきたい。サントニーニョはキリストの子供時代を表す像でフィリピンでは広く信仰を集めている。マニラのサンアグスチン教会で始めて見た絵画に妙に心を惹かれた。仲間にそれを言うと。。。
日本

日本 神戸福原ソープ街、柳筋は魔界への入口だった

福原のある夜「したいことをしてええんよ」おばさんは赤い光に照らされ色がわからないワンピースを脱ぎだした。白いブラジャーとガードルも赤く染まっている。脇から余った肉がはみ出していた。「あんたみたいな若い子は久しぶり」舌なめずりをすると・・・
世界と本

世界と本「週末アジアでちょっと幸せ」 下川裕治の心の再生旅マニュアル 

筆者下川裕治は、日本にいると、他人から後ろ指を差されないように知らない内に身体に力を入れていると感じる。日本を離れ飛行機が北回帰線を越えるとその自縛から開放される。ゆっくりと流れるアジアの時間のなかで心が再生される。その旅は意外と簡単なのである。
台湾

台湾 台南 八田技師の偉業、烏山頭ダムを訪ねる

「いらっしゃいませ」日本語である。年は30歳を過ぎているようだが綺麗な女性だった。「リーファです」「僕はかもちゃん」「かもちゃん」とくすっと笑う。笑顔が可愛い。「日本語を喋れるの」「少しだけ、旅行で来てるの」ちょっと違和感を感じる、アクセン...
フィリピン

フィリピン  セブ島  ナイトマーケットとマンゴーストリートのビキニバー

会話が聞こえたのかドアが開きおっちゃんが飛び出してきた。「いらっしゃい」日本語である。「一杯だけ飲んでけ」とママ「持ち帰りもOK」とおっちゃん。そのうちに女の子も出てきて腕を掴まれるやら胸を押し付けられるやらで入ってしまった。これはボラれるかも
世界と本

世界と本 「スワンソング」スワンソングがドラマ化されるらしい

「スワンソング」は1994年に出版されたロバート・マキャモンの核戦争後の世界を描いたモダンホラーである。この小説がワーキングデッドシリーズの監督グレッグ・ニコテロによってドラマ化されるらしい。2024年に制作中と発表された。事実ならたいへん...
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