インドネシア ジャカルタ パラダイススパは天国だった。

インドネシア

はたしてインドネシア美女に会えるのか、不安と期待でいっぱいになりながらやってきたのは1001ホテルのパラダイススパである。「ジャカルタの小手調べは1001へ行こう。ちょっと高いけどレベルが高いよ」現地に住んでいる先輩は言った。

「プリーズ、スリブサトゥ」運転手に告げる。インドネシア語でいうと1001はそうなるらしい。これは覚えておかなくてはいけない。ホテルは大きな看板があるから簡単にわかった。敷地に入り高級ナイトクラブCOLOSSEUMを横目に見ながら入口に向かう。豪華だけどなんとなく怪しい雰囲気、これですよ、この感じ、風俗はこれでなくっちゃいけません。気分が盛り上がる。

「彼女たちは何ですか、美人ばかりだけど」ホテルに入ると右手に女の子たちがたくさんいる。「あれはKTVの女の子だよ。彼女たちとも遊べる」300万ルピア(24,000円)、360万ルピア(28,800円)、420万ルピア(33,500円)のランクがる。彼女たちのレベルならその価値はじゅうぶんある。

高級クラブCOLOSSEUMの女性とも遊べるそうだ。KTVの女性よりもっとレベルが高いらしい。料金も700万ルピアと高級だそうだが。スパにKTVに高級クラブ。目的地に着いてもいないのに誘惑だらけ。何という場所だろう。天国に踏み込んでしまったのかもしれない。「行くよ」我に返った。

スパは三階にある。受付でセキュリティチェックを受けてスマホのレンズにシールを貼られる。鍵の代わりのブレスレッドを受け取ると準備完了だ。女性たちはジャグジーのあるフロアに並んで座っている。客は服のままの人もいるが、私達は下の階のロッカーで着替える。着替えはロッカーに入っている。お金はチップを含めて出るときに一括清算なので持つ必要はない。下心満載の私は100,000ルピアを持つことにした。

さてインドネシア女性がいるのか。マレーシアはタイ女性がお相手だった。イスラム教の国だからいないかもしれない。それはまったくの杞憂だった。インドネシア美人が席に鈴なりである。ローカル女性は145万ルピア(約12,000円)、外国の女性は245万ルピア(約19,600円)だそうだ。もちろんローカル一択である。

「ここからでも指名できるけれど、何人か来てもらおうか」「ショーアップちゅうやつですね」「ここではコンテストというんだ、コンテスト」「コンテスト、プリーズですね」これも覚えて置かないといけない。話していたら聞きつけた係の人がやってきた。「コンテストですか」「プリーズ」日本語で聞かれているのだから英語で答える必要は全くないのだった。

10人くらいの女性がやってくる。黒いドレスのインドネシア美女たちだ、たくさん来られるとあれもこれもで迷ってしまうので困るのだが勉強なので仕方がない。みんな思ったより色が白い。ちょっとイメージが違う。それ以外は、黒い瞳に長い黒髪、眉毛の間が狭く少し下膨れの顔、小柄でスレンダーな身体、巨乳もいる。

これですよ。比較的年齢の高い美乳の女性を指名した。背は155cmくらいだろうか、小さいがバランス良い。これぞ求めていたインドネシア美人である。「じゃ、かもちゃんあとでね」先輩はパートナーと去って行った。

「こんにちは、指名ありがと」日本語だった。「こっち、いこ」手を引かれて行ったのはジャグジーの側にあるカーテンで仕切られた半個室だ。「お話ししょ」婚活パーティのお話しタイムか。「僕はカモちゃん」「私はアリア(仮名)です」手は繋いだままだ。「あなたはとても綺麗、インドネシアは美人ばかりだね」「ありがとう」手が首に回されてくる。顔が近い。これは良いなぁ。

彼女は日本語はあまり得意でなかったが英語は喋れた。お互いが片言の英語は意外と通じる。二人の目的は同じだから難しい言葉はいらない。名前を聞いたり下手なジョークで笑わしたりでじゅうぶんである。女性の笑いを取るのは重要で、勝ち取ればあとの快感はほぼ約束される。

「君が魅力的だから、もうこんなになった」「まぁ」くすっと笑う。「でも心配なことがあるんだ」「なぁに」甘えた声になった。「あそこが小さいんだ。でも鰻の頭みたいまっすぐなんだ」「鰻?」「イール」暫く訝しげな顔をしていたがようやくわかたのか「バカ」と笑い出した。そしてじっと目を見て「いきますか」、もちろんです。これはたまらん展開だ。100,000ルピアを握る手に力が入る。

上の階で受付にブレスレッドの番号を見せて部屋に入る。やっと二人切りである。ぐっとハグしてシャワーに向かう。想像以上に白い身体だった。インドネシアでは白いのは重要らしい。いちゃいちゃしてから先に出で、日本から持ってきたオカモトの0.1mmと100、000ルピアを手にして彼女を待った。

やがて彼女はバスタオルに身を包み髪の毛を拭きながらやってくる。色っぽい。「これいるかな」ゴムを差し出すと頷く。「これと一緒に入ってたんだ。チップにどうぞ」臭い芸である。「チップは後でいい」遠慮をするが嬉しそうだ。後からというのは、チップの請求書が出てくるシステムだった。20万、30万、50万、100万に丸をつける。

「後は後でまたプレゼントするよ」そう言って渡した。彼女たちの規則でやってはいけなかったかもしれないがデリヘルの基盤みたいなものだろうと渡した。「ありがと」彼女が抱きついてくる、そのままベッドに倒れ込む。彼女がオカモト0.1mmの袋を破くと怒涛の時間が始まった。チップが効いたのか本気だった。今は私の腕枕でくつろいでいる。小さいから可愛い。

「いつか、日本へ行きたい」彼女が呟く。「どこか行きたい所があるの」「アキハバラへ行きたい、AKB48に会いたい」彼女はジャカルタのアイドルグループJKT48のファンなのだそうだ。日本へ行ってAKBや日向坂に会いたいそうだ。以前、ロシアの美女がセーラームーンの大ファンというのを聞いてギャップに驚いたことがある。JKT48はインドネシアで大人気なんだそうだ。日本のサブカルチャー恐るべし。一生懸命話すアリアちゃんが可愛い。このJKT48のネタは覚えて置かねばならない。

そんな話をしていたら一時間ほどでお知らせがきた。例の請求書がでてくる。大満足の私が30万に丸をつけると抱きついてくる。どうやら合格したようだ。この丸つけは必ずつけなくても良いらしいがついやってしまった。ロビーで先輩と合流、受付で精算してレシートを貰って、それをドアの番人に見せて終わりだ。

「どうだった」「いやー良かったですよ。久々の当たりでした」「ジャカルタって良いだろう」「ほんとうですね」「ちょっと反省会やって帰りますか」

「そうだね、 ソト・ブタウィ(Soto Betawi)って知ってる」「知らないです」そんなもの知ってるわけないやんか。「ブダウィというのはジャカルタの先住民のベタウェイ族のスープなんだ。茹でた牛肉の色んなスパイスをいれて、ミルクとココナッツを入れる。ココナッツミルクの甘みと色んなスパイスが混じり合って濃厚なんだ」「なんだか、お腹が空いてきましたね」

調べるとスパイスはインドネシア産の月桂樹の葉、レモングラス、ナツメグ、ニンニク、エシャロットなどたくさんだった。確かにこれは美味かった。もちろんサテも頼んだ。ビールが程よく回ったころ先輩は言った。「明日から予定があるんだ。もうだいぶ分かったろう。一人で大丈夫だね」

「観光するなら、モナス(独立記念塔)、イスティクラルモスク、スラバヤ通り(骨董街)、コタ辺りが良いよ。コタは、ジャカルタがバタビアと呼ばれていたオランダ統治時代の中心地だった」「バタビア海海戦というのがありましたね」「何それ、まぁそういうことだから、明日から頑張って」明日から一人か、これは不安だなぁ。アリアちゃんの笑顔が浮かぶ。

一歩外へ踏み出すまで、ここがイスラムの国であることを忘れていた。インドネシアはイスラムと言っても寛容な国である。今までの考えを改めないといけないようだ。

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