中国 広州 日式KTV 彼女は二晩めに奥さんになった

中国

早く、早く・・・女性に手を引かれてホテルの階段を急いでいる。彼女の手は小さいが力は強い。昨日、日式KTVで知りあって一夜を過ごし、気に入ったので今夜また指名した。昨夜は控えめだったが今は奥さんのようになっている。中国の女性はやっぱり強かった。

豫園は、何度行っても楽しい
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上海の豫園は、日本の浅草である

上海に行くとたいてい豫園を訪ねる。観光客が一杯の雰囲気がどこか浅草に似ていて好きなのである。庭園のなかに有名な点心のレストランがある。料理は不味くはないが、美味いのかどうかはよくわからない。中国人とは味覚が違うのだろう。

今日もせっかく上海へ来たのだからとやってきた。店におばちゃんが注文をする声と小娘が確認する声が響いている。ご存知の通り中国人は声が大きい。お互いの主張が激しく声が大きいので日本人からすると喧嘩をしているように見えるが普通の会話なのだ。

なんでも中国の神話では、女性と男性の二人で天を支えているそうだ。男女等分に働いている。アダムの骨から作られたイブに比べるとずいぶん昔から男女平等なのである。世界の女性の中でも、特に中国の女性が強そうなのはそのせいかもしれない。

飲茶は美味しい
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点心を食べながら、中国女性の強さについて考える

欧米や日本は、ジェンダーギャップや女性の社会進出、LGBTの議論がやかましいが、中国ではあまりきかない。ジェンダーの主張の根底に女性は弱者だから守られる(守る)べき、との主張があるが女性は本当に弱い存在だろうか。

そもそも、女性が弱い生物であれば人類はとうに滅んでいるはずだ。女性がどんな環境にあってもしぶとく子孫を残してきたから男性も存在できている。そんな女性に対して男性がなんとかしてやろうと意見するのは恐れ多い。

男性は政治や戦いが好きだ。国の強さは経済力や軍事力で評価される。しかしほんとうの国の強さはその国の女性の強さによるのではないか。中国は人口が世界一でありそれが国家のパワーになっている。巨大な人口は中国女性の子供を生み続ける強さが支えている。

将来、日本が中国に征服されるなら習近平主席によってでなく、ここで小籠包が遅いと文句を言っているおばちゃんや言い返している小娘たちによってだろう。中国の女性は逞しい。中国人にジェンダー問題はあるか、グラスシーリングは感じるか、と尋ねれば「そんなもの関係ないよ、私らはできることをするだけさ」と笑われそうだ。

おばちゃんと小娘の会話、お母さんが子供を叱る声が響く、笑い声が爆発する。その喧騒のなかで、中国人の男も日本人の男も小さくなっている。はい、わかっています、お釈迦様の手の平の孫悟空のように、あなた達の掌の上にいることは・・・

一度は飲んでみたい蛇酒

旅の教訓 KTVの前に蛇料理を

豫園を後に広州へ移動する。広州は人口1800万の中国第5の都市である。中国には2021年の統計で1000万以上の都市が7市、500万以上1000万未満の都市が11市ある。東京の人口は1200万だから、それくらいの都市が18もある中国の大きさは 凄まじい。

広州は昔から海外貿易の拠点だった。アラビアン・ナイトのシンドバットも広州に住んでいた。市内には、イスラム教、キリスト教、ゾロアスター教の遺跡やお寺がある。そんな歴史の古い街だから人口が多いのは当然である。人口が多ければ、盛り場が発達するのが人の世の法則である。上海虹橋空港から広州白雲空港まで約2時間30分のフライト中、期待は膨らむばかりだった。

飛行機を降りて迎えの人(仮に山田さんとしておこう)に案内されて車に向かう。広い空港はたいへんに広く独りだったら迷子になりそうだ。帰りは早い目に来ないといけない。山田さんは「食在広州という言葉を知っていますね」一同がうなずくと更に続ける。

「四つ足ならテーブル以外、二つ足なら母親以外、飛ぶものだったら飛行機以外、泳ぐものだったら潜水艦以外は食べると言います。今晩はちょっと変わった広州名物のお店にいきましょう」と笑う。嫌な予感がする、こういう時はたいてい食べられない物が出てくる。店には「水蛇粥」とメニューが貼ってあった。漢字をみると直ぐにわかった。これは勘弁して欲しいと思ったが、以外にもヘビのカリカリの揚げ物は鶏肉か白身魚のようで美味しい。

店の壁側に蛇たちが入れられた大きなガラス瓶が並んでいる。大きな蛇たちを見ているとなぜか精力がみなぎってくるような気がする。この酒は飲めば、あの立ち上がっている、サイズは少々違うがコブラのようになるに違いない。酒はすごく生臭く余韻となって口に長く残った。这不太好。

旅の教訓  KTVでの二人指名は良くないのである

「それでは、お目当てのカラオケへ行きましょう」私達の目を見た山田さんがクールに言う。広州はマッサージの本場らしいが、やっぱり歌えるKTVが好きなのだ。KTVは日式と中式があるが、中式は日本語の話せない小娘が多い。始めの店は、黒いドレスで統一された綺麗な小娘がいる高級店だった。萬田久子(古い)に似た超巨乳に惹かれたが、グズグズ考えているうちに他のメンバーに指名されてしまった。

くやしい・・・くやしいので二人の小娘を指名したが完全に失敗だった。両方に話しかけないといけないので集中できない。女性に気を使うタイプは二人を相手するのは無理だった。一緒に帰れない小娘がいたので、ここでのパートナー探しは止めて何曲か歌って次の店に移動した。

次の店は小娘が私服で庶民的な感じがする。先程の店の小娘はプロの雰囲気だったがこちらは素人っぽい。さすがに現地の人は良い店を知っているな、と山田さんに感謝しながら、中国人には珍しい丸い感じの女性を指名した。サーモンピンクのトップスを持ち上げる胸が素晴らしい。カタコトだが日本語も話せる、なにより一生懸命会話する姿がいじらしい。もうこの小娘しかいないと交渉すると頷いてくれる。早くホテルへ帰りたい。もう歌うのやめようよ。

素朴な感じの彼女は奥さんになった

旅の教訓  彼女は二晩めに奥さんになった

ベッドでは経験が少ないようだが一生懸命である。服の上からでもわかった胸は大きくて形が綺麗で、見上げる曲線は最高だ。見とれていると頑張り過ぎたのか「痛くなった」という。驚いて降ろすと体を寄せながら「ごめんなさい」と申し訳なさそうだ。

「いいんだよ」と優しくすると「ごめんなさい、今日はダメだったけれど、明日は大丈夫だと思う」ひょっとすると凄いプロじゃないか。意識して言っているなら凄いがそうとも思えない。寄り添いながら上目つかいに見つめられてはたまらない。この表情にノーを言える男は少ない。裸同志ならなおさらである。

ということで今夜も指名して帰ってきた。最近は公安が厳しいそうで部屋へ急ぐ。早く、早くと急かす彼女の声は奥さんのようだった。中国には筋金入りのプロも居るが彼女のような素人に近い女性もいる。優しくされたことで気を許したのだろう。

彼女はベッドでも奥さんのような振る舞いだった。多くの男は風俗に疑似恋愛を求めるがそれを超えた疑似夫婦の行為だった。今彼女は私の胸に頬を埋めて気持ちよさそうに寝息をたてている。この中国女性の人間関係の近さはどうだろう。こんなに近くて良いのだろうか。食在広州だけでなく美女在広州だった。

旅の教訓  現在の広州はどうなっているのだろう

中国では、売春は基本的に違法であり警察に捕まる。習近平主席になってからは、中国の風俗は壊滅したように見えるがしぶとく残っているらしい。飲み代は600元くらい。その以上を希望すれば1100元くらいでで少し上がっているようだ。ただ取締りが厳しいので現地の人の情報が必要である。

昔のような賑わいは政治体制が変わらないと戻らない。食と美女の国がそれでいいのかと言いたい。

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