2018年11月、済州島のオラカントリークラブのスタートホールのティーグランドに立ち、コースの先にある谷を見つめていた。「OBですね」隣の綺麗なキャディさんが日本語で宣言する。大阪から一緒にやってきたボールは無情にも谷底に消えていった。

済州島は、ほんとうに近かった
済州島でゴルフをするのは始めてだったがなかなか良いゴルフ場だった。コースは自然が豊かで鹿がやってきていた。遠くに見える雪を被ったハルラ山が美しい。キャディさんも綺麗で日本語が上手だった。きっと多くの日本人ゴルファーの相手をしてきたのだろう。
キャディーさんは残念そうに玉の行方を見つめている、その横顔を見ているとよからぬことを考えてしまう。肌のきめ細やかさは抜群だ。お誘いしたら夜に付き合ってくれるかもしれない。ひょっとしたら・・・「お客さん、前に行きますよ」妄想から我に返る。
今回の済州島はゴルフとカルビの食べ放題が目的の一泊二日の弾丸旅行だ。関空から済州島までわずか1時間50分くらい、乗っている時間だけなら新幹線の東京大阪間より短い。シートベルトが外れてビールを1缶飲むと着陸である。
久しぶりの大韓航空はサービスが随分良くなっていた。キャビンアテンドはみんな美しい。どことなく身体のバランスがおかしいような気もするが、がっちりした体形に独特の色気がある。彼女たちのお尻に見とれていると済州国際空港まではあっと言う間だ。

三姓穴遺跡のアニメは、妙に色っぽい
済州島は正式には大韓民国済州特別自治領という。自治領というところに歴史を感じる。済州島はもとは耽羅国という独立国であり15世紀に李氏朝鮮に併合された。文化は朝鮮半島から独立したまま20世紀を迎えた。
済州島の神話によると耽羅国は3人の神人によって建国された。その伝説を三姓穴遺跡の博物館で知ることができる。遺跡に残る三つの穴から三人の神人が飛び出して島で暮らすようになった。暫くして三人のお姫様と馬と五穀が積まれた船が流れつき、神人は姫と結婚し子孫が増え島は繁栄していった。
伝説は博物館にあるアニメで見ることができる。そのキャラクターが妙に色っぽい。神人もお姫様も生々しい。姫たちが初夜の前に池で身を清めるシーンは色々と想像をしてしまう。これは夜の街のステマではないか。是非見られることをお勧めする。

愉快な石おじさんがいた
韓国本土と文化的に異なる代表に、韓国ではトルハルバンと呼ばれる石おじさんがある。愉快な顔をした石像で、街や村の入り口に立って悪いものが入ってくるのを防いでいる。日本で言えば道祖神のような神様である。手塚治虫の三つ目が通るに出てくるキャラに似ていて気にいってしまう。お土産用の石おじさんがあるのでこれもお勧めである。
ゴルフと観光の終われば次はお目当てのカルビの食べ放題だ。案内されたのはガラス張りの大きな店舗で地元の人でいっぱいである。一人30000ウォン(3000円)の食べ放題は安いかもしれない。肉が無くなるとアガシがやってきて、韓国の女性らしい荒っぽさで肉の塊りをドドッと足してくれる。
肉を食べてスタミナをつけたらカラオケがお決まりのコースだが、ガイドさんに案内された店はなんとなく健全な雰囲気がする。これはいけません。ママさんによると今はオフシーズンなので夜の女性たちの殆どは釜山に帰っているそうだ。寒い頃の平日は駄目らしい。
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2023年もアガシたちは釜山へ帰っている
女性が少ないのはシーズンオフだけでなく日本人観光客が来なくなったせいもあるそうだ。中国人観光客が増えすぎて日本人が来なくなったらしい。九州からの直行のフェリーも無くなった。日本人のスケベ力は恐るべし、しかし中国人はそのスケべな日本人を駆逐した、更に恐るべしである。
2023年もこの状況は変わらない。済州島の風俗はエスコートアガシ、マッサージ、ナイトクラブ、デリヘルだが、アガシは日本人が来ないので少なくなり、マッサージはおばちゃん、デリヘルは熟女が多いらしい、ナイトクラブは確実性にかけるそうだ。
ママと夜のアガシの話をしているうちに、みんな眠くなったきたらしくホテルへ帰る相談をしている。期待とアソコを膨らませてやってきたのに一人で寝るつもりなのか。頑張ろうと言うが返事は鈍い。窮地に落ちた私の脳裏に一つの都市伝説が浮かぶ。韓国はお酌や食事のお世話をしてくれた女性は100%口説き落とせるというものだ。

旅の教訓 何事も挑戦は必要である
一か八かで隣に座る女性を口説いてみる。「あの〜僕と一緒に飲み直さない」「ナニ!」韓国語はきつい、怒ったかな。「だからさ、店が終わった後」「店が終わったらどうするの」笑っている。「ただとは言わないよ」「何をするの」「だからホテルへ一緒に帰るのはだめ」心臓が破裂しそうだ・・・「イッス」と聞こえた。
つぎは価格交渉になり、300,000(30,000円くらい)ウォンで決着した。済州島の相場として安いのかどうかはわからないが背に腹は代えられない。こんなものかと納得した。部屋で待っていると彼女(高さん)がやってきた。お店と違って何か恥ずかしそうにしている。これは期待できるかも。
シャワーを浴びてベッドへ行く。胸はフェイクのような感じもするが、肌のきめ細やかさがそんなことを忘れさせてくれる。韓国でしかこの吸い付くような肌の感触は味わえない。これはなんとも・・・。素人のような感じ方も良かった。
「いつもは、こんなことしないのよ。あなたが優しかったから付き合った」と日本の誰かが教えたような台詞だが嬉しい。男はほんとうに簡単な生き物である。暫く話してタクシー代を渡すとカムサムニダと微笑みを残して帰っていった。彼女が帰ると、ゴルフと観光、焼肉の疲れがどっと出てくる。彼女がくれた喜びが良い夢を見させてくれるだろろう。いいじゃないか済州島。

旅の教訓 済州島は近くて良いところだった
どこの国も豊かになると風俗の規制が厳しくなる。ソウルやプサンの規制も厳しくなっている。だから済州島が再び注目されだしているらしい。済州島は、観光地、ゴルフ場、カジノ、食事、夜の女性と全てが揃っているうえにとても近い。

風俗が低調でもカラオケやクラブのアガシに挑戦してみる価値はある。済州島のアガシは優しい。都市伝説は本当か、検証するのは「あなた」次第である。
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