タイ パタヤ 男の夢はウォーキングストリートにあった

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ソイ6のお楽しみが終わったので本命のウォーキングストリートに向かった。メンバーはビーチロードに出て歩いて行くつもりらしい。ビーチロードの歩道は、砂浜と道路に挟まれていてたくさんの人が歩いている。そのなかに人待ちげに立つ女性たちがいる。ワンピースやショートパンツから伸びる脚が色っぽい。

ほろ酔いかげんで眺めるせいかみんな美人に見える。海から吹く風は、酔い覚ましにぴったりで散歩としては悪くないが、ここからウォーキングストリートまで歩いて行けるのだろうか。たいへん遠いのではないかと不安になる。メンバーは、そんな気持ちをよそにどんどんあるいて行く。さっき一回してるのに元気なものだ。

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ヤシの木陰の女性は妖しいオーラを放っていた

途中、ヤシの木の下に立つ一人の女性が気になった。彼女は街灯に照らされ妖しいオーラを放っている。「Hi!」「Hi、Japanese?」「Yes、you are cute」酔っ払いである。「What are you doing?」「Walking」と答えると「I know. Where are you going?」よく見ると熟女だがストライクゾーンに十分に入っている。わたしのストライクゾーンはとても広いのだ「What are you doing here?」「I’m working」・・・仕事中だって。

私は歩いているが彼女は働いている、面白くもないことで悦に入る。「仕事、仕事って何」下半身が反応した瞬間、腕を仲間に掴まれた。「もう行きますよ」そうだった、ただ歩いているのでなく目的があったのだ。

「 Far to Walking Street?」と問いかけながら100バーツを彼女に渡す。彼女はびっくりしながら「Arigato. It’s far, you should take Tenso」とにっこりと笑う。「I will be here tomorrow.Leave them, come alone」彼女のお仕事の値段は1000バーツだそうである。

「けっこうおばさんでしたよ」みんなが呆れた顔をする。「あんなのでチップ100バーツ、それをするから日本人は駄目だと言われるんですよ」と非難轟々である。ゴルゴ13だってチップをたっぷり払って「まぁこんなに!サービスしなくっちゃ」と女性に言わせている。

長谷川平蔵はある晩に夜鷹におひねりを渡す。仕事と思って色気をだす彼女に「いやあっちのほうはもういけねぇのだよ、話を聞かせてくれたお礼だ」と優しく言って泣かせている。私がそれをやってもいいじゃねぇの。

「ゴルゴ13は金持ちだし、鬼平と違って下心は満々じゃないですか」と散々だ。「ところで本当に歩いて行くの、彼女は遠いと言っていたよ」そんなことを言いながらウォーキングストリートまでやってきた。ちょっと疲れた。

旅の教訓 ウォーキングストリートは事前調査をしていこう

ソイ6もソイ・ブッカオも賑やかだったが、ここは格段に華やかだ。白人や中国人、女性で溢れている。店の女性たちが派手な衣装で呼び込みをしている、その横をを子供連れの家族や若い女性がぞろぞろと歩いている。歓楽街が観光地とはいえ不思議な感じだ。

いったい何件くらいのゴーゴーバーがあるのやら。疲れも吹っ飛ぶハイテンションな雰囲気のなか店を眺めて歩き続ける。スカイフォール、アイアンクラブ、ハッピーハウスというな意味深な名前の店があれば、バカラ、シュガーベイビー・ア・ゴーゴーとどこかで聞いた名前もある。

クレージーハウス、ファーレンハイト、タブー、パレスはクラブらしい看板だ。店の前に立つ女性たちは、ビキニありランジェリーありボディコンありでまるでハーレムのようである。あまりの多さに目移りして店がなかなか決まらない。

冷やかして歩くのは楽しいが疲れが出てくる、女酔いというのか頭がボーッとする。ここは予め情報収集をして何軒か目標を決めて来ないといけない場所だった。そうしないといたずらに歩き回るはめになってしまう。ドリンクやベイバーやチップも店によって違うので調べる必要がある。

前を歩く女性のお尻が色っぽい

ドリンク代が100〜250バーツ、ベイバーが600~2000バーツ、ショートが2000~2500バーツが相場らしい。2023年以降はベイバーが上がっているそうだし、日や時間によって変わるらしいので良く調べないといけない。2024年の1バーツは4.3円くらいなので20000円くらいあればまぁまぁ遊べる。弱気なオヤジは価格交渉ができないのでカモになるが、強者はそれができるからもっと安くあがるだろう。

疲れてくると女性がどんどん魅力的なる。前を歩く女性のお尻が色っぽくなってきた。そろそろ今夜の相手を決める時間だろうと思ったとき、GINZAというミニのセーラー服の店が現れた。オヤジは銀座とセーラー服に弱い。

ママがペイバーはショートが800バーツ、ロングが1200バーツ、女の子へのチップはショート3000バーツ、ロング5000バーツと教えてくれたとき、もう他の店に行く気力は残ってなかった。ここに決めよう。みんな疲れていた。そろそろ帰ろうと言うと女性がホテルはどこかと聞いてくる。ホテルの名前を告げると「OK」という。なんのことだか分からないけれどOKならマイペンライである。

旅の教訓 ジョイナーフィーに注意

面長の顔に黒いロングヘアが良く似合っている。細身の身体に大きくはないが形の良い乳房が盛り上がっている、肌は若さの賜物で張り切っている。シャワーの後の楽しみはあっと言う間に終わり、彼女はうつぶせになって体を寄せている。束の間、お互いの心が開かれる、少しだけだが。

「さっき、ホテルの名前を聞いたのはなぜ」「一緒に帰るとお金を取られるホテルがある、ここはダイジョブ」と言う。同伴で帰るとジョイナーフィーといって300〜1000バーツくらいのお金を取るホテルがあるらしい。「それもったいない」とアーモンドのような目で見つめてくる。タイの女性は優しい。

今までタイでジョイナーフィーなんて考えたことは無かった。経験が無いのはたまたま幸運なだけだったのか。風俗の世界は知らないことが沢山ある。私のような短期滞在者は長期滞在者に比べると何も知らないのに等しい。これからはもっと謙虚になりネットの情報を調べようと誓うのだった。

それにしても長い夜だった。バービアで見かけるファランと言われる白人たちの姿を思い出す。毎日、のんびりと酒を飲み、女性たちと話して気が向いたら一緒に帰る、そんな生活はどのようなものだろう。

「帰る」と傍らから声が聞こえる。彼女は店に帰るそうだ。彼女もヤシの下の熟女もまだ働いている。日本に変えれば私もまだ仕事を続けなければならない、FIREは遠い夢である。だがパタヤにいる間はファランのように人生を楽しもう。明日はニューハーフショーである。

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